まいにち診断士 2022/12/05
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。
ソーシャルゲーム業界から「MIXI」と「ガンホー・オンライン・エンターテイメント」の当座比率を計算してみます。
問題
「MIXI(以下 ミクシィ)」と「ガンホー・オンライン・エンターテイメント(以下 ガンホー)」の有価証券報告書によれば、それぞれの「当座資産」および「流動負債」は以下のとおりであった。
(ミクシィ:2022年3月)
当座資産:130,213(百万円)
流動負債:20,847(百万円)
(ガンホー:2021年12月)
当座資産:126,071(百万円)
流動負債:14,893(百万円)
上記条件内で「当座比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いかを判断せよ。
答え
(ミクシィ)
130,213 / 20,847 x 100 ≒ 624.61(%)
(ガンホー)
126,071 / 14,893 x 100 ≒ 846.51(%)
よって「ガンホー」の方が「当座比率」のみから見た場合、その値が高い( ≒ 借入の返済に十分な資金が用意されている)ため安全性が高い。
「当座比率」= 「当座資産(流動資産の中でも「現金」や「短期間で容易に現金化できる資産」)」 ÷ 「流動負債」 × 100 です。