まいにち診断士 2022/08/05
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
腕時計業界から「シチズン時計」と「セイコーHD」の棚卸資産回転率を計算してみます。
問題
「シチズン時計」と「セイコーHD」の 2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「棚卸資産」は以下のとおりであった。
(シチズン時計)
売上高:281,417(百万円)
棚卸資産:97,043(百万円)
(セイコーHD)
売上高:237,382(百万円)
棚卸資産:73,046(百万円)
「棚卸資産回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いかを判断せよ。
答え
(シチズン時計)281,417/97,043 ≒ 2.90(回転)
(セイコーHD)237,382/73,046 ≒ 3.25(回転)
よって「セイコーHD」の方が「棚卸資産回転率」のみから見た場合、その値が高いため効率性が高い。