まいにち診断士 2022/09/06
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
建設機械業界から「小松製作所」と「日立建機」の売上高経常利益率を計算してみます。
問題
「小松製作所」と「日立建機」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「経常利益」は以下のとおりであった。
(小松製作所)
売上高:2,802,323(百万円)
経常利益:324,568(百万円)
(日立建機)
売上高:1,024,961(百万円)
経常利益:110,869(百万円)
上記条件内で「売上高経常利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(小松製作所)
324,568/2,802,323 x 100 ≒ 11.58(%)
(日立建機)
110,869/1,024,961 x 100 ≒ 10.82(%)
よって「小松製作所」の方が「売上高経常利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。