まいにち診断士 2022/09/07
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
建設機械業界から「小松製作所」と「日立建機」の総資本回転率を計算してみます。
問題
「小松製作所」と「日立建機」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「総資産」は以下のとおりであった。
(小松製作所)
売上高:2,802,323(百万円)
総資産:4,347,522(百万円)
(日立建機)
売上高:1,024,961(百万円)
総資産:1,409,560(百万円)
上記条件内で「総資本回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。
答え
(小松製作所)
2,802,323/ 4,347,522 ≒ 0.64(回)
(日立建機)
1,024,961 / 1,409,560 ≒ 0.73(回)
よって「日立建機」の方が「総資本回転率」のみから見た場合、その値が高いため、効率性が高い。