まいにち診断士 2022/09/08

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。

建設機械業界から「小松製作所」と「日立建機」の流動比率を計算してみます。

問題

「小松製作所」と「日立建機」の2021年度の有価証券報告書にによれば、それぞれの「流動資産」と「流動負債」は以下のとおりであった。

(小松製作所)
流動資産:2,421,281(百万円)
流動負債:1,324,021(百万円)

(日立建機)
流動資産:764,355(百万円)
流動負債:455,305(百万円)

「流動比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。

答え

(小松製作所)
2,421,281/1,324,021 x 100 ≒ 182.87(%)

(日立建機)
764,355/455,305 x 100 ≒ 167.88(%)


よって「小松製作所」の方が「流動比率」のみから見た場合、その値が高い( ≒ 短期的な支払い能力が高い)ため安全性が高い。

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