まいにち診断士 2022/09/10
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。
建設機械業界から「小松製作所」と「日立建機」の自己資本比率を計算してみます。
問題
「小松製作所」と「日立建機」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「総資産」および「自己資本」は以下のとおりであった。
(小松製作所)
総資産:4,347,522(百万円)
自己資本:2,232,511(百万円)
(日立建機)
総資産:1,409,560(百万円)
自己資本:611,608(百万円)
上記条件内で「自己資本比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。
答え
(小松製作所)
2,232,511/4,347,522 x 100 ≒ 51.35(%)
(日立建機)
611,608/1,409,560 x 100 ≒ 43.39(%)
よって「小松製作所」の方が「自己資本比率」のみから見た場合、その値が高いため、安全性が高い。