まいにち診断士 2022/12/22
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
農業業界から「ホクト」と「雪国まいたけ」の総資本回転率を計算してみます。
問題
「ホクト」と「雪国まいたけ」の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「総資産」は以下のとおりであった。
(ホクト:2022年3月)
売上高:70,932(百万円)
総資産:104,933(百万円)
(雪国まいたけ:2022年3月)
売上高:47,081(百万円)
総資産:36,096(百万円)
上記条件内で「総資本回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。
答え
(ホクト)
70,932/104,933 x 100 ≒ 0.68(回)
(雪国まいたけ)
47,081/36,096 x 100 ≒ 1.30(回)
よって「雪国まいたけ」の方が「総資本回転率」のみから見た場合、その値が高いため、効率性が高い。
この指標には、差があると言って良さそうですね。