まいにち診断士 2022/08/13
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
石油業界から「ENEOSホールディングス」と「出光興産」の総資本回転率を計算してみます。
問題
「ENEOSホールディングス」と「出光興産」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「総資産」は以下のとおりであった。
(ENEOSホールディングス)
売上高:10,921,759(百万円)
総資産:9,648,219(百万円)
(出光興産)
売上高:6,686,761(百万円)
総資産:4,601,183(百万円)
上記条件内で「総資本回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。
答え
(ENEOSホールディングス)10,921,759/ 9,648,219 ≒ 1.13(回)
(出光興産)6,686,761 / 4,601,183 ≒ 1.45(回)
よって「出光興産」の方が「総資本回転率」のみから見た場合、その値が高いため、効率性が高い。