まいにち診断士 2022/08/21
【2次試験対策】
f本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
筆記具業界から「パイロットコーポレーション」と「三菱鉛筆」の売上高営業利益率を計算してみます。
問題
「パイロットコーポレーション」と「三菱鉛筆」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「営業利益」は以下のとおりであった。
(パイロットコーポレーション)
売上高:103,057(百万円)
営業利益:19,325(百万円)
(三菱鉛筆)
売上高:61,894(百万円)
営業利益:7,520(百万円)
上記条件内で「売上高営業利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(パイロットコーポレーション)
19,325/103,057 x 100
≒ 18.75(%)
(三菱鉛筆)
7,520/61,894 x 100
≒ 12.15(%)
よって「パイロットコーポレーション」の方が「売上高営業利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。