まいにち診断士 2022/08/23

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。

筆記具業界から「パイロットコーポレーション」と「三菱鉛筆」の売上高販管費率を計算してみます。

問題

「パイロットコーポレーション」と「三菱鉛筆」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「販売費及び一般管理費」は以下のとおりであった。

(パイロットコーポレーション)
売上高:103,057(百万円)
販売費及び一般管理費:34,867(百万円)

(三菱鉛筆)
売上高:61,894(百万円)
販売費及び一般管理費:23,146(百万円)

「売上高販管費率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。

答え

(パイロットコーポレーション)34,867 / 103,057 x 100 ≒ 33.83(%)

(三菱鉛筆)23,146 / 61,894 x 100 ≒ 37.40(%)


よって「パイロットコーポレーション」の方が「売上高販管費率」のみから見た場合、その値が低いため、収益性が高い。

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