まいにち診断士 2022/08/25
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
筆記具業界から「パイロットコーポレーション」と「三菱鉛筆」の総資本回転率を計算してみます。
問題
「パイロットコーポレーション」と「三菱鉛筆」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「総資産」は以下のとおりであった。
(パイロットコーポレーション)
売上高:103,057(百万円)
総資産:143,155(百万円)
(三菱鉛筆)
売上高:61,894(百万円)
総資産:123,792(百万円)
上記条件内で「総資本回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。
答え
(パイロットコーポレーション)103,057/ 143,155 ≒ 0.72(回)
(三菱鉛筆)61,894 / 123,792 ≒ 0.50(回)
よって「パイロットコーポレーション」の方が「総資本回転率」のみから見た場合、その値が高いため、効率性が高い。