まいにち診断士 2022/09/22
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
アパレル業界から「ファーストリテイリング」と「しまむら」の棚卸資産回転率を計算してみます。
問題
「ファーストリテイリング」と「しまむら」の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「棚卸資産」は以下のとおりであった。
(ファーストリテイリング:2021年8月)
売上高:2,132,992(百万円)
棚卸資産:394,868(百万円)
(しまむら:2022年2月)
売上高:583,618(百万円)
棚卸資産:52,599(百万円)
上記条件内で「棚卸資産回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いかを判断せよ。
答え
(ファーストリテイリング)
2,132,992/394,868 ≒ 5.40(回転)
(しまむら)
583,618/52,599 ≒ 11.10(回転)
よって「しまむら」の方が「棚卸資産回転率」のみから見た場合、その値が高いため効率性が高い。