まいにち診断士 2022/10/28
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
リユース(中古)業界から「ブックオフHD」と「メルカリ」の総資本回転率を計算してみます。
問題
「ブックオフHD」と「メルカリ」の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「総資産」は以下のとおりであった。
(ブックオフHD:2022年5月)
売上高:91,538(百万円)
総資産:45,096(百万円)
(メルカリ:2022年6月)
売上高:147,049(百万円)
総資産:339,862(百万円)
上記条件内で「総資本回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。
答え
(ブックオフHD)
91,538/45,096 x 100 ≒ 2.03(回)
(メルカリ)
147,049/339,862 x 100 ≒ 0.43(回)
よって「ブックオフHD」の方が「総資本回転率」のみから見た場合、その値が高いため、効率性が高い。
この指標には、差があると言って良さそうですね。