まいにち診断士 2022/12/25
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
農業業界から「ホクト」と「雪国まいたけ」の有形固定資産回転率を計算してみます。
問題
「ホクト」と「雪国まいたけ」の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」、「有形固定資産」は以下のとおりであった。(「有形固定資産」は建設仮勘定を除いた、期首と期末の平均値である。)
(ホクト:2022年3月)
売上高:70,932(百万円)
有形固定資産:66,072(百万円)
(雪国まいたけ:2022年3月)
売上高:47,081(百万円)
有形固定資産:18,601(百万円)
上記条件内で「有形固定資産回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。
答え
(ホクト)
70,932/66,072 ≒ 1.07(回)
(雪国まいたけ)
47,081/18,601 ≒ 2.53(回)
よって「雪国まいたけ」の方が「有形固定資産回転率」のみから見た場合、その値が高いため、効率性が高い。